歌詞データのMP3形式音ファイルへの埋め込み

この記事は、以前の「音楽練習用の携帯録音機材」、及び「結局何が欲しいの?」 の流れの延長にある。

 

今自分が利用しているMP3プレーヤは、サンヨーのDiPly SSP-PD10(右写真)。メモリ容量は64MB。2001年の購入時には、語学を主たる用途として想定していた。結果的に声楽の練習にも後で利用することになったが、そんなことになろうとはその時点では考えてもいなかった。

語学が用途であれば、音質はさほど重要ではない。とはいえ、どうせ同程度のファイルサイズになるのなら音質がよいのに越したことはない。低ビットレートでエンコードした際の音質を比較すると、WMAの方がMP3より優位に立つとされているが、WMA8が最新版だったその頃にも既にこれが当てはまった。そこで、WMA(DRMつきも)が再生できるDiPly SSP-PD10を選んだ。

この選択はおおむね、正解だったと思う。気に入ったので、WindowsでUSBマス・ストレージ・デバイスとして認識されたときのために、自分でわざわざアイコンをデザインしたぐらいだ(左…かわいいでしょ?)。ただ、曲情報が全くディスプレーに表示されないのはかなり痛い。特定の曲を探すのに、一つ一つ聴いていかないといけない。時計も欲しい。同じ「曲」を繰り返し聴くことが多いとはいえ、プレーリスト機能も欲しい。

DRMつきWMAが再生できるので、オンライン・ミュージック・ストアで購入した楽曲もこのポータブル・プレーヤで聴けることも、あとあと役に立った(もっとも、DRMの扱いがわずらわしくて、結局MP3に無理やり変換したのだが)。

ちなみに、声楽の練習曲の録音は、なかなか探しづらく、かつ欲しいのは、例えばオペラの中の一曲だけだったりするので、オンライン・ミュージック・ストアはその点便利である。もっとも、この分野の品揃えはあまりよくない。残念だ。

 

ところで最近になって知ったのだが、MP3形式の音ファイルには、歌詞情報を埋め込むことができる。この埋め込まれた歌詞は、Windows Media Playerでも、ver. 9以降のもので(デフォルトで)表示される。以前ここで触れたSanyoのボイスレコーダ/ミュージックプレーヤICR-RB100RM取扱説明書)も対応している。(ちなみに、生産終了になってしてしまったようだ。)

これは歌に限らず、語学用途に最適である。ポータブル・プレーヤで知られるiRiverもこれをセールス・ポイントの一つにしている

残念なのはWMA形式のファイルそのものには歌詞の埋め込みはできないこと。ただ、WMA形式のファイルとは別の、プレーンテキスト形式の歌詞ファイル(拡張子は、典型的には.lrc)に記入されたデータを同時に読み込み表示することで、プレーヤレベルで対応しているものはあるようだ。Windows Media Playerの場合、歌詞表示視覚エフェクトSWEETYを利用することで、それが可能になる。iRiverのポータブル・プレーヤにもそういう機能があったように思うが…ファームウェアの更新リストを見ると、それっぽい記述(「LDB Manager による WMA, OGG の自動歌詞に対応」)があるので、おそらくそう。

歌詞データにはテキストの歌詞情報のみではなく、タイミング情報を含める必要がある。これを編集するには、K5 Lyrics EditorLyritorその他が利用できる。K5 Lyrics EditorがBBSで活発にサポートされている一方、Lyritorは現在メンテされてない模様。iAudioに付属するjetAudioにもその機能があるようだ専用フォーラムにあった使い方の説明)。iRiverのフォーラム上の「歌詞表示機能を使ってみよう」にもK5 Lyrics Editorのわかりよい説明がある。

ただし、歌詞データについては、文字コードの問題がある。「K5 Lyrics Editorのサポートするプレイヤー一覧」を見ると、(予想通り)Windows Media PlayerはUnicodeの歌詞情報を問題なく扱えることが分かる。しかし、現在のポータブル・プレーヤ側で、Unicodeが扱えるとは考えにくい。多くの韓国製のポータブル・プレーヤは、複数言語用のフォントセットを持っているので、潜在的には日本語の歌詞、韓国語の歌詞の双方を表示できるはずだ。しかし、いちいち表示言語を切り替えなくてはならない可能性が高い。自分の目的には、フランス語文字(いわゆるLatin1の一部?)と、ハングルが表示できれば十分なのだが。

 

ところで、歌詞というと、EvilLyrics: Lyrics search toolというのを見つけた。Windows Media Player (9以降), iTunes, Winamp, Real Playerなど、多くのメディアプレーヤと協調動作し、再生している歌の歌詞データを、登録された歌詞データベースサイトから自動的に取得してくれる。デフォルトでは日本の歌に対するサポートは皆無のようだが、洋楽を楽しむ人には非常に便利だろう。

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