紅鮭を自らさばいてみた

先日Costcoで買った紅鮭(写真右)を、昨晩自らさばいてみた。

…と、言っても、もともと頭もワタも落としてあったわけだから、その状態から基本的には二枚におろして、さらに切り身にしただけ。結果は左の写真の通り。

ご覧の通り、早い話が大失敗。二枚におろすだけだなんて楽勝、と思っていたのだが、これがなかなかどうして。鮭の骨は結構硬い。帰国した折に、日本が世界に誇る刀鍛治の伝統を引き継ぐ、築地場外市場にある杉本までわざわざ出向いて求めた出刃包丁でも、なかなかうまく切れなかった。ただ、これは杉本が悪いというよりも、しっかり包丁のメンテをしていない私が悪いんだろう。

日本の伝統的な鉄包丁は、ステンレス包丁など足元にも及ばないような抜群の切れ味。しかし、定期的に研がないといけないというのが珠に傷。しかも、私のような素人が研いだのでは、刀、じゃなかった、包丁の真のポテンシャルを引き出しているとは到底思えない。だいたい、砥石も中砥しか持ってないし。その意味で、作った職人さんに申し訳ない気までする。今度帰国した際、忘れずに持って帰り、店舗に持っていって、また職人の方に研いで頂くことにしよう。しおらしい顔でも見せながら。

既に三枚におろしてあるもの(背骨の部分は含んでおらず、こちらでは牛肉などと同様、フィレと表現する)も売っていたのだが、ポンドあたり$2程度?を浮かせたいがために、頭・ワタだけ落としてあるのを選んだ。しかしその小ざかしい試みは、要は身のほど知らずであったということを思い知らされた。

今まで鮭のフィレを買ってくるときには、日本から知り合いにわざわざ送って頂いた骨抜きで骨をあらかじめ抜いていたが、今回はあまりに量が多くて、それも断念した。
 

刺身にするのも諦めた。天然物にはアニキサスが寄生しているらしい。「マイナス20度で24時間以上冷凍」すればアニキサスを死滅させることができるということだが、我が家の冷凍庫にマイナス20度まで落とすパワーがあるとは思えない。残念だがやむをえない。

ところで、最近老化に関する本を著した、アメリカの健康医学研究者の第一人者、Dr. Andrew Weilは、数ある鮭の種類の中でも、紅鮭が一番お勧めだという。理由は、紅鮭はまだ養殖する手段が確立されてないので、市場に出回っているのは確実に天然ものであること。また、紅鮭は、鮭の中でもっとも草食性で、もっぱら藻を食べてる(紅鮭の肉が際立って赤いのはそのため)ので、人間が食するのにもっともよいから、だそうだ。

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紅鮭を自らさばいてみた への1件のフィードバック

  1. didadi より:

    鮭は体にいいみたいだね、なるほど!
    しかし、骨が面倒な魚を料理するにはすごく手間掛かるようで、生の魚を見るだけで嫌になっちゃう。お母さんの魚料理が美味しいなぁ~~しかし、スーパーでは鮭を見かけたことがないような気がする><

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