ビリーズブートキャンプ

またまた某所に投稿した記事に、加筆・修正。


つい最近知ったのだが、ビリーズブートキャンプというアメリカ生まれのフィットネス・プログラムのDVDパッケージが日本で大人気のようだ。楽天市場2月の月間総合第一位はもとより、各種部門で一位だったというから、半端な売れ方ではない。大ヒットと言っていいのではないか。

日本のインフォマーシャルのビデオがYouTubeにあったので見てみた。「日本の皆さん!」とか言ってるかのような吹き替えがあるが、当然オリジナルではそんなことは言っていない。

Billy Blanksは元々テコンドー(Tae Kwan Do)のマスターで、その経験を元にしたフィットネスプログラムTae Boでブレークした人。Tae BoはTae Kwan DoとBoxingを元にした造語。

Boot campという言葉は確かに軍で新兵を鍛えるための合宿のことを指すが、それから転じていろんな局面で使われる。このプログラムが米軍で採用されているかのような広告がされているが、これはおそらく誇大広告。彼自身のウェブサイト上の経歴を見ても軍との関係はあいまいにしか記されていない。そもそもアメリカではそういう広告はされていない。日本の消費者は馬鹿にされてるんじゃないか?

誇大広告というと、「全米でヨガ、ピラティスと並ぶ3大エクササイズのひとつ」というのにも疑問をもたずにはおられない。もちろんそんな主張の典拠は示されてない。

そもそも、アメリカでは、「ヨガ」、そして「ピラティス」は、一群のワークアウト・メソッドを指す名称だとされている。(後者については2000年の連邦地裁の判決を参照。)いわばカテゴリ名。「ビリーズブートキャンプ」はカテゴリ名ではない。なので、比較のしかたそのものがおかしい。どうせそういった比較をするのなら、ビリーズ同様、インフォマーシャルが再三TVで流されている、ピラティスの一プログラムのWinsor Pilatesなどと比較するのが筋だろう。

さて、ビリーズは、高強度の有酸素運動なので、体を絞るのには有効。今までちゃんと鍛えてない人には筋肉もそれなりにつくだろうが、筋量を増やしたいのなら、定番のウェートリフティングの方が効率がよさそう。

格闘技の動きは、いろんなワークアウト・プログラムに取り入られているが、格闘技そのものの経験のない人の動きはへたっぴで見ていられない。フォームもそうなのだが、音楽のリズムに合わせるために、誤ったタイミングを身につけてしまいそうだ。その点Billyは問題なしだろう。もっとも、格闘技をしたいのなら、格闘技のクラス(ないしは道場)に行くのが正解。

ところで「畳一畳」だけのスペースでできるとインフォマーシャルで謳ってるが、これはほんとうだろうか?私にはもっと広いスペースが必要に見える。アメリカの広いリビングでやっているクリップを見せながら、「畳一畳のスペースでOK!」と言われても、説得力ゼロ

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