ハードウェアDLNAクライアントの選択

アメリカを離れる前は、家でよく、特に見るともなくTVをつけっぱなしにしていた。 もうそういういった生活を離れて三ヶ月が経ったが、そういう状況を再現したいという気持ちに変わりはない。一つのもっともらしい理由は、英語の流暢さを維持したいということである。実際、それが自分の英語能力の向上に貢献したという実感があるからだ。

アメリカのTV番組視聴を実現する方法は二つ考えていて、それぞれちびちび実現に向けて取り組んできたが、一つの方法の実現のメドがたった。詳細は省くが、ホームLAN内に立てたDLNAサーバでアメリカのTV番組を配信できるようにし、DLNAクラアントでそれを受信し再生する、というやりかたである。DLNAサーバは最終的にはまだ購入してないデスクトップPCで走らせ、DLNAクライアントの方は、PC以外ではハードウェア機器で実現しようという考えである。

ちなみに、DLNAクライアントとしてPC上ではXBMCでテストしてきた。XMBCはサーバ機能、クライアント機能の双方があるが、Windows上で走るフリーのDLNAクライアントとしてはこれぐらいしかないのじゃないかと思う。Windows Media Player 12にもその機能はあるはずだし実際動作するが、機能が非常に限定されているように思う。具体的には、例えば、ビデオを「チャンネル」ごとに分けるといったことをサーバ側がやっていても、WMP12側では対応できないようだ。

 「バッファローのメディア・プレーヤ機能搭載の地上/BS/110度CSデジタルの3波チューナDTV-X900、「バッファローのメディア・プレーヤ機能搭載の3波チューナDTV-X900についてもうちょっと」、「その他のメディア・プレーヤ機能・録画機能つき3波チューナ製品」、「バッファローのメディア・プレーヤ機能搭載の3波チューナDTV-X900が発売」…というふうに主にバッファローの3派チューナ兼メディアプレーヤDTV-X900について記事を書いてきたのは、そのDLNAクライアント機能に目をつけていたからだ。

そのDTV-X900が発売になってから、購入者の意見を例えば(柄にもなく)2ちゃんねるの関連スレッドとかを見ながら参考にしているのだが、あまりポジティブな意見は見られない。2万円台中ごろのお値段は今の自分にとって決してお手軽な値段ではないし、正直かなり買う気が失せてきた。もちろんDTV-X900にはその他の機能もあるわけだが、地デジチューナのみの単機能の機種が昨今4,000円くらいで手に入ることを考えると、よほどでなければ2万円の追加出費を正当化できない

この機種選定は自分の都合だけではなく父のことも考えている。だが、彼の要件と自分のそれとはほとんど交わりがないことがますます明らかになってきた。彼のは、もちろんまず地デジ番組が見られること。録画については保存するという目的では使うことはまずないが、外出してる間の番組を撮るというようなことはしたい、と本人は言う。撮りためて何度も見る、というふうな使い方ができる必要はないらしい。

自分は、と言うと、自分でもちょっと驚いているのだが、日本のTV番組に全く興味がない。もうちょっとは興味が出るかな、と思っていたのだが。平日午後に、中・高生時分にヤンタンで聞き親しんだ(が見たことはなかった)角淳一氏が「ちちんぷいぷい」なる番組に出ているのを見て、「ホ~、こんなおっさんやったんか。」と思うことはあっても、それをどうしても見続けたいなどとは思わない。自分としては、もし先に述べたようなDLNAサーバが実現できているのなら、DLNAクライアント機能さえあればそれで十分なのである。

彼の要件と自分の要件を別のデバイスで実現すると仮定してみよう。TVチューナーのみでさっきも述べたように4,000円から。録画機能をつけるとなると、ぐっとお値段が上がる。EXEMODEのPVR-3という機種(レビュー)で現在15,000円くらい。ただ、価格.comのレビューを見るとおおむね否定的である。東芝のレグザチューナー D-TR1(レビュー)は19,000円くらい。どうせならこちらだろう。きちんと家電として作りこんでいるだろうし、レビューを見てもおおむね好意的である。

一方、DLNAクライアントの単機能デバイスを探してみると、これが意外とない。ハンファのDigital Cowboyブランドの製品にも上海問屋が扱っている製品にもない。唯一見つけたのがプリンストン・テクノロジーの「デジ像」PAV-MP1現在9,000円強。アメリカではWestern DigitalのWD TV Liveブランドの製品が該当するが、$100以上するようだ。eBayで探してもさほど安くはならないようだ

もし録画機能が落とせないのだとすると、合計でやはり25,000円以上してしまう。DTV-X900に比較して出費削減効果はない(ただ、D-TR1を採用すれば、ちゃんと動作するだろうという安心感はある)。もっと費用を削減するのなら、「その他のメディア・プレーヤ機能・録画機能つき3波チューナ製品」にも書いたように、DMS・NAS機能を落として、アイ・オー・データのHVT-BCT300現在16,500円程度)か、バッファローのLT-H91DTV現在17,000円程度レビュー)にするのが現実的な選択肢のように思えてきた。

これらは非常に似通った機種で、機能的に大きな差はなく、バッファローのLT-H91DTVの方にはS/PDIF出力があってアイ・オー・データのHVT-BCT300の方にはない、ということぐらい。我が家にはどうでもよい違いだ。また、バッファローの方にはトランスコーディングソフトが添付されているようだ。どちらも.flv形式はサポートしていないようだから、何かしらのトランスコーディングソフトが欲しくなる。ただ、フリーのDLNAサーバでその場でのトランスコーディングをサポートするものはあるし(TVersity, Serviioなど)、いずれにせよ自前のDLNAサーバは用意しなくてはならないわけだから、HVT-BCT300が特に不利なわけではない。

アイ・オーは、HVT-BCT300について、「 『AVeL Link Player(AV-LS700)』と同等のネットワークメディアプレーヤーとしてもお使いいただける」としているが、そのAV-LS700について、Amazon.co.jpでレビューワの一人がこう書いているので、これがHVT-BCT300にも当てはまるのなら、その利点としてあげてよいかもしれない。

これまで、I-O DATA ネットワークメディアプレーヤー「AVeL Link Player」 AV-LS500LEプリンストンテクノロジー メディアプレーヤー PAV-MP1BUFFALO メディアプレイヤー LinkTheater LT-V100などを試してみましたが、音楽用としてはこの機種が最も適しています。

I-O
DATA以外の機種では、DLNAクライアントとして再生する場合に、アーチストやアルバム単位の曲順をまったく無視してタイトルのアルファベット順で演奏されるので、とても実用にはなりません。例えばクラッシックではいろいろな曲のAdagio (第二楽章が多い)が連続されて再生されます。


どちらの機種も、キビキビ反応するとはいえないようだが、アイ・オーの方では右図のようなあらかさまな比較を掲載している。簡単なブラウザ機能も欲しいと思っているが(父にメールを見て欲しいので)HVT-BCT300にそれがあることが確認できれば、これで決まりになりそうである。

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